関西スーパー/飲料・菓子など納品期限緩和「2分の1ルール」採用
2020年03月24日 13:00 / 経営
関西スーパーマーケットは3月19日、賞味期間が180日以上の飲料、菓子、カップ麺の納品期限について4月1日から全店で「2分の1ルール」へ変更すると発表した。
これまで飲料、菓子、カップ麺の納品期限について、賞味期間の3分の1以内で小売店舗に納品する慣例「3分の1ルール」で運用してきた。賞味期間が180日の商品の場合、製造日から数えて60日までに同社に納品できなかった商品は、賞味期限まで多くの日数を残すにもかかわらず、行き場がなくなり廃棄される可能性があった。今回の取組みは、この納品期限を90日までに緩和するもの。
食品ロス削減の取組みとして2010年から、店舗から排出される食品残さを原料に液体肥料を製造し、これを農産物に与えて栽培することにより、収穫された作物を同社で販売する「食品リサイクルループ」を実施してきた。
2017年4月から開始した「フードドライブ活動」では、商品としては安全でおいしく問題ないにもかかわらず、販売できなくなった同社商品をフードバンクを通じて社会福祉法人やこども食堂などに寄贈している。
今後も、持続可能な社会の実現に向けて、食品ロス削減をはじめとする環境問題に取り組んでいく。
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