ファミリーマート/「木製マドラー」導入などでプラ年間110トン削減
2020年03月31日 13:00 / 経営
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ファミリーマートは3月31日、「カウンターコーヒー用のプラスチックマドラーの木製化」と「アイスコーヒーにおけるストローレスリッドの導入」を実施すると発表した。
「カウンターコーヒー用のプラスチックマドラーの木製化」は3月31日から、東海・北陸地域(愛知県・岐阜県・三重県・富山県・石川県・福井県、和歌山県および静岡県の一部)の8県約3000店において先行導入後、順次展開地域を拡大する。
「アイスコーヒーにおけるストローレスリッド」は、4月7日から、沖縄県を除く全国で導入する。
両施策で、2019年度比年間約110トンのプラスチック削減を見込む。
ファミリーマートは今年、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定した、「ファミマecoビジョン2050」を公表している。
2007年から一部の野菜サラダにおいて、バイオマスプラスチックを使用した容器を使用しており、2021年2月までに、サラダ全品の容器を環境配慮型に切り替えるなど、環境負荷低減に向けた取り組みを進めている。
今回、導入する「アイスコーヒー用のストローレスリッド」は、再生PETを18%配合しているだけでなく、従来のストローとリッド併せて使用する場合と比較して、1個あたり0.2gのプラスチック使用量が削減される。
また、「プラスチックマドラーの木製化」については、本体を木製化するだけでなく、外装も紙製に変更することで、1本あたり0.9gのプラスチック使用量の削減を見込む。
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