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サントリー/グラクソ・スミスクライン ナイジェリアから清涼飲料事業を70億円で譲受

2016年07月05日 14:40 / 経営

サントリー食品インターナショナルは7月5日、グラクソ・スミスクライン ナイジェリア社(GlaxoSmithKline Consumer Nigeria Plc 以下、「GSK ナイジェリア社」)から、同社の清涼飲料の事業基盤を譲り受ける、と発表した。

サントリー食品インターナショナルは、2013年12月に、英国グラクソ・スミスクライン社(GlaxoSmithKline plc)から「Lucozade(ルコゼード)」、「Ribena(ライビーナ)」の2飲料ブランドとその事業基盤を譲り受けた。

ナイジェリアにおいては、その後も、GSKナイジェリア社が同社とのライセンス契約に基づき、2飲料ブランドの製造、販売を継続していた。

今回、同社は、同国における上記2飲料ブランドの製造から販売までを手がけるため、GSKナイジェリア社の清涼飲料の事業基盤を譲り受ける。

これにより、同国とアフリカ全体での事業強化を図る。

必要な手続きを経て、2016年8月末までに、GSKナイジェリア社が保有する「Lucozade(ルコゼード)」、「Ribena(ライビーナ)」の2飲料ブランドの製造、販売に関する事業基盤(建物、製造設備、営業基盤など)を譲り受けが完了する予定。

譲り受け金額は、約70億円(為替レートにより変動する可能性があり)。

なお、今回の譲り受けは、ナイジェリア証券取引委員会など、関連当局の許認可が前提となる。

■GSK ナイジェリア社の概要
本社所在地:ラゴス
設立:1971年
上場証券取引所:ナイジェリア証券取引所
清涼飲料事業の売上高:約90億円(約150億ナイラ)
(Nutritional Healthcare の売上高、2015年12月期実績、1ナイラ=0.60円で換算)

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