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ユニ・チャーム/使用済み紙おむつのリサイクルで発電

ユニ・チャームは9月1日、使用済み紙おむつからリサイクル可能なパルプ繊維を得る工程において、微生物燃料電池を利用して水質浄化と同時に発電を可能とする処理方法に関する特許「使用済み吸収性物品のリサイクル方法」(特許第6161669号)を日本にて取得した、と発表した。

<ユニ・チャームの目指す紙おむつの循環型モデルの例>

使用済み紙おむつのリサイクル処理工程で発生する廃水には、汚物や分解後の吸収ポリマー、微小のパルプ繊維等の不純物が含まれており、この廃水の浄化処理、残留物の処理が必要なため、現行の廃水処理方法による汚泥処理ではリサイクル処理の負担増となる課題がある。
 
今回取得した特許第6161669号のリサイクル方法は、使用済み紙おむつから衛生的で安全な上質パルプを得る処理工程で発生したリサイクル処理廃水を微生物燃料電池のエネルギー源に利用することで、水の浄化と電力回収とを同時に可能としたリサイクル方法に関する技術。

同技術は、使用済み紙おむつのリサイクルの更なる効率向上と環境負荷の低減を可能とすることを期待できるものであり、同社は実用化に向け同技術の更なる技術開発を継続していく(微生物燃料電池の技術開発は、広島大学との共同研究の成果となる)。

また、今回の特許技術は先に同社で取得済みのオゾン処理の特許(特許第6061875号)と合わせることで、リサイクル可能な品質の高いパルプを得ることを通じた木材の使用量削減と、トータルでの水の使用量の更なる削減につながる技術として、使用済み紙おむつの循環型モデルに資する技術の一つとして位置づけられる。

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