国分／ヨシムラ・フードHDと資本業務提携、地域の中小食品企業を支援

2021年02月01日 15:00 ／経営

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国分グループ本社は2月1日、ヨシムラ・フード・ホールディングスと資本業務提携契約を締結したと発表した。

ヨシムラ・フードHDは、優れた商品や技術、販路、製造ノウハウを持ちながら、後継者不足、営業力不足といった課題を抱える食品企業に対し、経営戦略の立案や実行、経営管理を行うとともに、営業、製造、仕入、物流、商品開発、品質管理、経営管理などの機能を横断的に管理する「中小企業支援プラットフォーム」を提供し、支援を行っている。

＜地域の中小食品企業の支援・活性化などで協業＞

今回の資本業務提携により、国分グループが第11次長期経営計画で目指す、食のバリューチェーンにおける共創圏の構築に向け、ヨシムラ・フードHD社と中長期的なパートナーシップを形成し、エリアメーカーの支援を通して「地域密着全国卸」の具現化を目指す。

提携により、エリアにおいて優れた商品・サービスを提供する中小食品企業の支援・活性化における協業、地域産品の開発・製造・食品育成・販売における協業、原料・資材・消耗品等の調達における協業、国内の物流・倉庫業務に関する協業、両社がASEANで展開する事業に関する協業、共同ワークによるガバナンス強化、製造効率化、商品販売力強化など企業価値向上に関する協業、両グループ間における人材交流と人材育成に取り組む。

また、国分はヨシムラ・フードHDの第三者割当増資を引き受け、普通株式118万8500株（持株比率5.00％）を取得する。

■ヨシムラ・フード・ホールディングス
所在地：東京都千代田区内幸町2－2－2 富国生命ビル18階
代表取締役CEO：吉村元久
事業内容：食料品の製造・販売を行うグループ会社の経営管理、およびそれに付帯する業務
資本金：6億2829万円
設立：2008年3月18日