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ココカラファイン/物流子会社がホワイト物流の自主行動宣言を提出

2021年02月16日 11:50 / 経営

ココカラファインは2月15日、物流機能子会社ココカラファイン フリュアヴァンスが、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を提出したと発表した。

1月28日に提出し、2月12日に「ホワイト物流」推進運動ポータルサイトの賛同企業リストに掲載された。

<ホワイト物流 推進運動>
ホワイト物流 推進運動

ココカラファイン フリュアヴァンスは、物流機能子会社として2019年10月に設立された。物流危機が社会問題化する中、物流センターを自社運営し効率化すると同時に持続可能性を獲得することで、ココカラファイングループ全体のサプライチェーンマネジメントの実現を目指している。

物流センターの自社運営化による庫内作業の内製化を進め、庫内作業者の負担が少なくなるように物流機器を運用し、特例子会社に一部業務を委託することで障がい者雇用を増やすなど、より働きやすい労働環境づくりに取り組んでいる。

今回、持続可能な物流を目指した取り組みをさらに推進するため、「ホワイト物流」推進運動の6項目について自主行動宣言をした。

自主行動宣言に基づき、取引先や物流事業者から、荷待ち時間や運転者の手作業での荷卸しの削減、付帯作業の合理化等について要請があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案する。

また、トラックの予約受付システムを導入し、荷待ち時間を短縮。パレット、カゴ台車、折りたたみコンテナ、通い箱等を活用し、荷役時間を削減する。

取引先から検品方法や返品条件等の検品水準の適正化に関する提案があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案する。

荷役作業を行う場合には、労働災害の発生を防止するため、安全な作業手順の明示、安全通路の確保等の対策を講じるとともに、事故が発生した場合の損害賠償責任の明確化を図る。

台風、豪雨、豪雪等の異常気象が発生した際やその発生が見込まれる際には、無理な運送依頼をしない。また、運転者の安全を確保するため、運行の中止・中断等が必要と物流事業者が判断した場合は、その判断を尊重する。

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