マツキヨココカラ 決算/4~9月営業利益7.4%増、化粧品を中心に売上好調

2025年11月13日 16:33 / 決算

マツキヨココカラ&カンパニーが11月13日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高5490億9400万円(前年同期比4.4%増)、営業利益404億4400万円(7.4%増)、経常利益427億3300万円(7.9%増)、親会社に帰属する当期利益265億1700万円(6.2%増)となった。

マツキヨココカラ

大都市圏を中心とする重点エリアへの出店強化を進め、 2025年9月末現在におけるグル
ープの国内店舗数は3492店舗(うち調剤薬局数1005店舗)となった。

マツモトキヨシグループ事業の売上高は3518億2300万円(7.2%増)、セグメント利益は281億9400万円(7.6%増)。

都市部や繁華街、商業施設における人流の増加、訪日外国人観光客による需要拡大を確実に捉え、化粧品を中心に売上が好調に推移した。都市圏を中心とする重点エリアへの出店強化と、調剤併設化の推進、ASEANを中心とした新規国進出も含めた海外事業の拡大等、「投資戦略」を推進している。

同社グループの新たな取り組みを象徴する店舗展開を推進するため、5店舗目のフラッグシップとしてマツモトキヨシ銀座5th店を全面リニューアルし、日本初、ドラッグストア初などの商品を展開し、没入型サイネージで先進的な顧客体験を提供する「GINZA FLAG」を開店した。

2025年9月末現在におけるマツモトキヨシグループの国内店舗数は1951店舗(うち調剤薬局数471店舗)となり、薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗数は306店舗まで拡大。海外店舗数はタイ王国で34店舗、台湾で22店舗、ベトナム社会主義共和国で16店舗、香港で15店舗、グアムで1店舗の合計88店舗となっている。

ココカラファイングループ事業の売上高は1959億7400万円(0.1%増)、セグメント利益は112億5200万円(0.3%減)。

国内における「差別化戦略」、「投資戦略」等の重点戦略に対して、マツモトキヨシグループと同様の取り組みを実行するとともに、アプリを活用した販促でロイヤルカスタマーの醸成を推進した。今期はさらなる収益性の向上を目指し、人的資本の再配置や経営資源の最適化を目的としたスクラップ&ビルドを進めている。

2025年9月末現在におけるココカラファイングループの国内店舗数は1541店舗(うち調剤薬局数534店舗)となった。

通期は、売上高1兆1000億円(3.6%増)、営業利益855億円(4.2%増)、経常利益895億円(3.7%増)、親会社に帰属する当期利益565億円(3.3%増)を見込んでいる。

マツキヨココカラ/新中計を策定、31年3月期売上高1.3兆円以上目指す

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