フジ/2023年営業収益3300億円、経常利益100億円の中期経営計画
2021年04月13日 13:50 / 経営
フジは4月12日、2021年度から開始する中期経営計画(2021-2023年度)を発表した。
自社を取り巻く環境は、従前から続く人口減少と少子高齢化がもたらす市場規模の縮小、業種業態の垣根を超えた競争の激化、ECの拡大など、より厳しい状況が続くものと予測している。
中期経営計画(2021-2023 年度)では、引き続き経営理念に則り、経営ビジョン「中四国くらし密着ドミナント」の実現を目指し、競争に打ち勝ち、成長し続けるため、中核事業と位置付けるスーパーマーケット事業の拡大を図る。
同時に、事業の拡大を支えるための物流や管理システムなどの事業インフラ整備を推進するとともに、コロナ禍において深刻な影響を受けた事業や業態の再構築に取り組む。
また、店頭でのお客の利便性向上やデータ活用による営業支援、業務の省人化・省力化を狙いに、デジタル化を推進する。さらに、環境問題、地域社会への貢献、ガバナンス(企業統治)の強化に取り組むことで社会的役割を果たすESG政策を推進し、企業価値向上を目指す。
最終年度の2023年度の数値目標は、営業収益3300億円、営業利益81億円、経常利益100億円、当期利益60億円、ROA5.4%、ROE5.7%とした。
2020年度の実績は、営業収益3153億8300万円、営業利益59億8000万円、経常利益80億1200万円、当期利益41億7900万円、ROA4.5%、ROE4.6%だった。
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