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日清食品／プリファードと個人に最適化した「完全栄養食」提供目指す

2021年05月10日 10:20 ／ 経営

深層学習と様々な専門分野の深い知識を掛け合わせた最先端技術の開発を行うPreferred Networks（以下：PNF）は5月10日、日清食品が研究を進めている最新の分子栄養学に基づいた「完全栄養食」のさらなる進化を目指し、「食と健康状態の解析モデル」の開発に向けた実証実験を実施したと発表した。

また、今後、本格的な共同研究を開始することにも合意した。

日清食品は、「見た目やおいしさはそのままに、カロリー、塩分、糖質、脂質などがコントロールされ、必要な栄養素を全て満たす食」をコンセプトとして、さまざまな栄養学的見地を参考に、インスタントラーメンなどで培った技術を応用。最先端の食品加工技術を駆使した未来の「完全栄養食」の研究を進めている。

PFNは日清食品と共同で、この「完全栄養食」をさらに進化させるため、「食」が体に与える影響を科学的かつより精緻に分析、数値化。「栄養素」と「健康状態」の関係をデータ解析、最適化技術によって検証した。

今後も共同で「食と健康状態の解析モデル」の開発と精度向上に取り組むとともに、その技術を「完全栄養食」のレシピ開発に応用し、一人一人の健康状態に合わせた食のパーソナライズを進めていく予定だ。

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