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メルカリ/「メルカリID」とドコモ「dアカウント」のID連携者が1000万人突破

2022年03月14日 10:20 / 経営

メルカリは3月14日、「メルカリID」と、NTTドコモの「dアカウント」のID連携者数が、3月12日に1000万人突破したと発表した。

<「メルカリID」と「dアカウント」のID連携者数の推移>

「メルカリID」と「dアカウント」は、2020年6月に連携を開始。メルカリでは、連携でユーザーが「メルカリ」の取引時にドコモの「dポイント」をためたり、使えたりすることに加え、購入金額に応じてdポイントが最大1.5%還元されるため、連携開始から約1年9カ月で、連携者数が1000万人を突破したとしている。

メルカリとドコモは、2015年4月のキャリア決済のパートナーシップを始めとして、2020年2月には、メルペイを含めた3社で、ユーザーの利便性とサービス向上、キャッシュレス推進、新規事業の検討などを目的とした業務提携を結んでいる。

ドコモは、8721万を超えるdポイントクラブの会員基盤を持ち、「dポイント」「d払い」を使える決済・ポイント利用可能の箇所を387万カ所まで拡大。2018年4月に開始した「d払い」では、ウォレット機能や予約・注文サービスを提供する。また、2020年9月には、店頭でスマホ決済サービス「メルペイ」と共通の「QRコード」の利用を可能とするなど機能を拡充している。

一方、メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」の月間利用者数が2000万人を超え、累計出品数は25億品(2021年12月4日時点)を突破した。同社では、これまでも全国のドコモショップで、メルカリの使い方が学べる「メルカリ教室」の開催や、売れた商品を発送できる無人投函(とうかん)ボックス「メルカリポスト」の設置、オリジナル梱包(こんぽう)資材の販売などを通じ、ドコモと相互連携したサービスをユーザーに提供している。

2社では、今後もサービス連携を通じて、利用者の利便性向上に取り組むという。

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