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阪急阪神/IT関連ベンチャー企業向けファンドを設立

2022年09月15日 10:50 / 経営

アイテック阪急阪神は9月15日、新たなコーポレートベンチャーキャピタルファンド「アイテック阪急阪神イノベーション投資事業有限責任組合」を設立したと発表した。

<ファンドの概要>

名称 アイテック阪急阪神イノベーション投資事業有限責任組合
出資者 アイテック阪急阪神株式会社(有限責任組合員:LP)
ハックベンチャーズ株式会社(無限責任組合員:GP)
組合運営者 ハックベンチャーズ株式会社
ファンド規模 5億円
設立日 2022年8月26日
存続期間 上記設立日から2032年12月末まで

同社は、阪急阪神東宝グループに属する情報サービス事業会社で、グループ内向けのほか、グループ外向けのシステム開発受託や、交通システム・エンタープライズソリューション・インターネットソリューション・医療システム・ビルシステムなど幅広く展開している。

また、2005年7月に設立した現行のコーポレートベンチャーキャピタルファンド「アイテック阪急阪神戦略パートナーズ投資事業組合」を通じて、従前からベンチャー企業への出資を積極的に行ってきた。これまでの出資企業数は14社。株式を売却した11社のうち3社が東京証券取引所において株式を上場している。

さらに、これらの出資先であるAIやチャットボット、メール配信サービス等のIT関連ベンチャー企業との協業により、付加価値の高いソリューションの提供などを行ってきた。今後も、更なる既存事業の成長や新規事業の創出を目的として、自社と事業シナジーが期待できるIT関連ベンチャー企業を対象に、ファンドを通じた資本業務提携を実施することで、双方の事業の発展及びお客への新たな価値の提供に取り組むという。

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