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高島屋×相鉄/ベンチャー応援「商業をアップデート」アイデア募集

2020年06月11日 15:20 / 経営

相鉄グループと高島屋は6月11日、ベンチャー企業との協業を目指す「アクセラレーション プログラム」第4期の参加者を募集開始した。

相鉄グループと高島屋が持つ人や施設などに関連する既存ビジネスに、ベンチャー企業が持つ自由で創造性に富んだ発想を掛け合わせることで、顧客がこれまでに体験したことがない商品、サービスの提供を目指して実施するもの。

審査を通過したベンチャー企業は、相鉄グループの多種多様な事業会社や高島屋横浜店で実証実験を行いながら、事業化を目指す。

<高島屋横浜店で実証実験など行う>
高島屋横浜店で実証実験

今回で4回目となる「アクセラレーションプログラム」は2016年にスタートし、これまでに16社を採択。6件の実証実験、6件の事業化を実現して、顧客満足度、利便性の向上につなげているという。

今回は、課題テーマ枠「商業をアップデート」「生活をアップデート」「宿泊をアップデート」「企業をアップデート」と、相鉄グループと高島屋の持つ豊富なリソースをもとに設定した横浜駅西口や商業施設におけるビジネスプランを提案する自由テーマ枠を設定した。

「商業をアップデート」では、ウィズコロナ、アフターコロナでの変化を踏まえた、事業活動に関するアイデア全般を募集する。

体験型店舗・無人店舗など、次世代ビル・施設の提案、モノからコト・トキ・キズナを意識した取り組みによる集客・売上増進、施設内(百貨店、ショッピングセンター、スーパーマーケットの施設)の案内、誘導改善などの提案を想定している。

また、施設の空間、遊休スペース(駐車場、通路、バックヤード、喫煙所など)の有効活用、施設利用における快適性の向上、顧客の行動分析、そのデータ活用による購買促進も対象となる。

6月11日15時から8月17日までウェブサイトで募集。審査は6月下旬~9月30日まで、募集期間中に随時審査を行う。

書類審査通過者に対して9月中旬に面談審査を行い、採択の可否を通知。採択予定企業数は、3~5社を見込む。

デモデイは10月中旬、アクセラレーションは10月1日~2021年1月中旬の予定だ。

相鉄グループと高島屋は、ベンチャー企業との協業により横浜からイノベーションの創出を加速していく。

■オフィシャルウェブサイト(6月11日15時開設予定)
https://www.sotetsu-takashimaya-ap.com/

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