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CCC/広域渋谷圏で「にぎわい」形成、東急不動産とまちづくり協定

2023年06月06日 12:10 / 経営

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と東急不動産はこのほど、渋谷を中心とした広域渋谷圏において、にぎわいをつくることをめざす「まちづくり協定」を締結した。

取り組みの第一弾として、渋谷をアートの力で盛り上げていくこと、次世代アーティストを応援することを目的としたアートプロジェクト「SHIBUYA ART BASE」を開始する。

<SHIBUYA ART BASE>
SHIBUYA ART BASE

広域渋谷圏とは、東急グループが定める、「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した持続性あるまちをめざし、まちづくり戦略“Greater SHIBUYA 2.0”において定めた、渋谷駅から半径約2.5kmのエリアのことを指す。今回、広域渋谷圏おいて、包括的な相互協力関係を構築し、両社の施設やコンテンツといった様々なリソースを活用したアート、ゲーム、音楽、フード、スポーツなどのカルチャーを軸としたイベントの開催及び次世代アーティスト支援を行う、「カルチャーを育むにぎわいのまち」をめざした「まちづくり協定」を締結した。

渋谷・桜丘に完成予定の「渋谷サクラステージ」では、従来の賃貸借の関係を超えた新しいかたちの「テナント共創」に取り組み、桜丘に位置するイベントスペース「Shibuya Art Collection Store(SACS)」ほか、広域渋谷圏の各地でのイベント開催等を通じて、まちのにぎわい創出・コミュニティ形成・エリアブランディングの推進を目的として活動する。

「まちづくり協定」第一弾「SHIBUYA ART BASE」は、日本において、絵画や彫刻と比べまだ馴染みが薄く発表の場も限られているアートにも焦点を当てることにより、アーティストひとりひとりが“主役“として躍動する”場“を創り、渋谷という最先端の感受性を持ち発信力のある若者が集う街においてアーティストとアートファンの「共創の輪」を広げることを目的としたプロジェクト。次世代のアーティストに発表の場を提供、支援し、異なるジャンルのアーティストが”場“を通してつながる機会を創出したいという想いでスタートした。

プロジェクトテーマは「Might Be Classics」。第一回目の企画として、イベント会場「SACS」で、「Might Be Classics #1≪菅野歩美 個展「明日のハロウィン都市 / Halloween Cities of To-Morrow」を開催する。「渋谷サクラステージ」がオープンした後は、同施設の4階共用部「ストリートマーケット」にてイベントを継続的に実施する予定だ。プロジェクトテーマの「Might Be Classics」は、東京、渋谷の「これまで」を見つめ、「これから」を見据え、明日からの生活へ示唆を与えてくれる。その示唆の先にあるものが、100年後の定番や常識、あるいは伝統かもしれない。そんな気になるアート、そういうのもアート、というプロジェクトを展開する。

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