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ジャパンフリトレー/企業理念策定「PR動画」公開

2023年12月14日 12:40 / 経営

ジャパンフリトレーは12月14日、企業理念や歴史などをまとめた企業理念PR動画を制作し、ジャパンフリトレー公式YouTubeチャンネルで公開した。

<ブランドパーパス>

同社は、2023年から、新たに企業理念(パーパス、バリュー)として「スナックの持つポップな可能性を探求し、あらゆる世界にはじける楽しさの連鎖を創出する。」を策定、企業理念に基づいた経営改革を推進している。

同日、都内の本社で開催した「コーンスナック座談会」で松田光弘社長は、「新たな企業理念は、コーンスナックが持つ可能性、独自価値を探求して、食の世界だけでなく、例えば、エンタメ、ゲーム、スポーツの世界などに楽しさをどんどん提供することを企業姿勢として社内外に約束するものです」とブランドパーパスの趣旨を解説した。

<松田社長>

そしてそれらを実現するための価値観・行動指針(=バリュー)には、土台となる「信用(Integrity BASE)」と大切にし続けたい「4つのPOPな価値観」を定めた。

4つの価値は、「POP emotion」(常にPOPな感情を大切にすること。その感情を広げていくこと。)、「POP harmony」(常にPOPな仲間を大切にすること。POPな個性を掛け合わせること。)、「POP uniqueness」(常にPOPな独自性・独創性を持つこと。そして、探求し続けること。)、「POP innovation」(常にPOPな革新を生み出そうとすること。ずっと、挑戦し続けること。)と定義した。

<パーパスとバリューの関係性>

松田社長は、「バリューはパーパスを実現するために、ジャパンフリトレイが大切にする価値観、行動指針としています。パーパスもバリューも共に従業員と一緒に何度も何度も議論を重ねて作り上げたものです」と述べた。

その上で、「私どものコーポレートステートメント『Pop Your Time.』にも 『POP』という言葉がある。私どもは1957年にマイクポップコーン有限会社からスタートしています。そして、POPはポップコーンのPOPだけじゃなくて弾けるとか楽しいとか、ファンとかこういった意味にもつながります。私どもはずっとPOPをDNAとして会社をやってきました」と語った。

また、「POPという文字は私どもにとって買い難い価値と捉えておりまして、パーパスにもステートメントにも私たちのPOPこの買い難い価値を散りばめて、しつこいくらい出しております。そのくらい思い入れが強い言葉になっております。POPをつけることで一般的な言葉も、フリトレーならではのバリューに変わってきます」とパーパス、バリューの込めた想いを解説した。

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