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CGCグループ/24年度はPBの価格訴求・物流改善を強化

2024年01月17日 17:30 / 経営

シジシージャパンは1月17日、CGCグループ・アソシエイツ新春合同総会を開き、2024年度の活動計画を発表した。

<若い人が能力を伸ばせる会社にと岩崎会長>
岩崎裕文会長

岩崎裕文会長は「CGCグループは昨年50周年を迎え、51年目を踏み出した今年、北陸の地震、羽田空港での事故と厳しいスタートになった。少子高齢化、人口減などで人手不足が大きな課題だが、若い人が能力を伸ばせる会社だと思われれば入社してもらえ、企業体質が強くなり、世界で戦えると考えている。少しでも明るい未来になるよう頑張っていきたい」とあいさつした。

堀内淳弘代表は「能登半島地震では、CGCグループが昨年リニューアルした備災マニュアルが活躍した。日本は30年デフレで停滞していたが、これから一つずつさまざまなことを見直し、少しでも生産性を上げ、利益が出るようにしていかないと企業として、生き残っていけない」と述べた。

<能登半島地震で備災マニュアルが活躍と堀内代表>
堀内淳弘代表

2024年度の活動計画は、地区・支社単位での取り組み、商品開発、物流効率化、環境対応などを強化することなどを盛り込んだ。

堀内要助社長は「加盟各社から、PB(プライベートブランド)の価格対応に関する要望が多く上がっている。24年度は、特に価格訴求の『ショッパーズプライス』『断然お得』の両ブランドを強化する。物流面でもドライバー不足に対応するため、中継拠点の設置、モーダルシフト、パレット物流を推進する」と説明した。

<商品開発、物流効率化を強化と堀内社長>
堀内要助社長

また、開発PBの約8割(約1400品目)は、包材の減量、賞味期限の延長など環境対応を実施している。これら商品を集合展開した「CGC環境商品フェア」を上期・下期各1回、新規に開催する予定だ。

そのほか、女性メンバーが中心になって開発した健康軸の商品「気づかうカラダ」シリーズを拡充。糖質などを減らすだけでなく、体にいいものを摂って、気づかう「すけそうだらソーセージ」「青汁」「アマニ油ドレッシング」などのアイテムを販売する。

なお、CGCグループ・アソシエイツ新春合同総会は356社666人が参加した。

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