相鉄/自社栽培のブランド野菜「そうてつとれたて便」6店舗で9/21販売開始
2025年09月09日 15:25 / 経営
相鉄グループの相鉄ホールディングスとエコデシックは9月21日、相鉄線沿線で実施している「都市型地産地消植物工場の実証事業」で栽培・収穫した野菜を、相鉄ブランド野菜「そうてつとれたて便」として販売開始する。
物流分野の人手不足や環境負荷といった社会課題の解決に向け、持続可能な社会の実現や地産地消の促進を目的に2025年4月からスタートした取り組み。都市型の地産地消植物工場の運営ノウハウを蓄積するとともに有効性を検証し、事業拡大および食のインフラとしての社会実装を目指す。
実証に先立ち、相鉄いずみ野線「緑園都市駅」前の未活用施設を有効活用した第1号工場「SOTETSU GREEN LAB」(横浜市泉区)を建設。安定供給に向けた体制を整備した。今回、同工場で栽培・収穫したフリルレタスを相鉄線で輸送し、沿線のそうてつローゼン6店舗にて順次販売する。
また、相鉄線を活用した「貨客混載※」輸送も行う。これにより輸送費とCO2排出の削減を実現する。生産から流通までを相鉄線沿線内で完結させ、必要な分だけ生産することで、野菜の鮮度保持とフードロス削減にもつなげていく。
※相模鉄道の旅客営業規則の範囲内で実施。旅客と貨物を同一車両で輸送するが、利用客の安全と快適性を最優先に運行するという。
■「そうてつとれたて便」販売概要
開始日:2025年9月21日※そうてつローゼン ゆめが丘ソラトス店のみ。他店舗は9月24日から順次販売開始
実施内容:相鉄いずみ野線・緑園都市駅前の未活用施設を有効活用した第1号工場「SOTETSU GREEN LAB」(横浜市泉区)で栽培・収穫されたフリルレタスを、相鉄線で輸送し、沿線のそうてつローゼン6店舗で販売
販売店舗:そうてつローゼン6店舗(鶴ヶ峰店/ジョイナステラス二俣川店/三ツ境店/緑園都市店/いずみ中央店/ゆめが丘ソラトス店)
販売商品:フリルレタス
販売価格:1袋199円(税込215円)
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。