千葉市は3月5日、美浜区の稲毛海浜公園検見川地区に複合施設「THE SURF OCEAN TERRACE(ザ・サーフ オーシャンテラス)」をオープンする。
レストラン、軽飲食施設、ホール(イベント・展示ホール)、バンケット(集会場施設)の3棟の建物などから構成する複合施設。
公園内で民間活力を導入した大規模な公園施設整備は千葉市で初の取り組みで、海辺の活性化のけん引役として、都市公園における官民連携事業の先導事例となる。
レストランは、千葉産の旬の食材を活かした料理が味わえるシーサイドレストランで、テラス席を含め100席を展開する。
軽飲食施設は、フランスの国民的ベーカリーカフェ「ブリオッシュ ドーレ」が千葉県内で初出店。40席を用意し、テイクアウトにも対応する。水着のままでも入店できる。
ホールは、海とのつながりを感じさせる水景施設を配置。イベント、ギャラリー、ウエディングなどさまざまな利用を想定。音楽イベントも可能な音響設備を完備し、約80人が着席できる。
バンケットは、130人が着席可能な大型バンケットを2ホール配置。大会の表彰式やレセプションといったイベント会場、披露宴会場としても利用できる。ムービングライトのほか、大型スクリーンを設置し、多種多様なイベントへ対応する。
事業主体は、芝公園フロントタワーで、事業費は約14億円。設置許可区域面積は約9880m2、設置許可使用料は、年間で約3700万円。
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