- 関連キーワード
- ファーストリテイリング
- ユニクロ
- 難民
ファーストリテイリングは5月10日、世界の難民・避難民に衣料を届けるプロジェクト「1000万着のHELP」で、目標の1000万着を上回る1037万着を達成したと発表した。
プロジェクトは、ユニクロの事業展開国16の国と地域、日本国内の関係取引先112社846拠点や238校の教育機関、28の学生団体や各地域の人々が協力した。
世界的に急増する難民・避難民への衣料支援の拡充を目的に、2006年から実施していた「全商品リサイクル活動」を強化した衣料回収プロジェクト。
回収した衣料は、ファーストリテイリングがグローバルパートナーシップを結ぶ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などを通じて、世界の難民・避難民に届けられる。
2006年から2015年8月末まで15の国と地域で、延べ3949万着を回収し、59の国と地域に1632万着を寄贈している。今回の回収枚数を合わせると、総回収枚数は4986万着となる。
今回、回収した衣料は、昨年末から世界中で服を必要としている人に向けて輸送され、すでにウガンダ、ニジェール、リベリアの難民キャンプに届けられた。
今後も世界中の衣料ニーズを調査しながら、必要地域に十分な衣料を届けるという。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。