都市再生機構(UR都市機構)、事業パートナーの三菱地所等と地権者で構成する四谷駅前地区再開発協議会は9月6日、事業の起工式を行った。
公務員宿舎と小学校の跡地を含むJR・東京メトロ四ツ谷駅前の約2.4haの区域において、大規模な広場・緑空間の整備や地域の防災性の向上を図るとともに、地上31階建てのオフィス、商業施設、住宅、教育施設、公益施設などの多機能施設を整備する大規模再開発事業を行うもの。
総事業費は約840億円。竣工は2019年度の予定で、商業施設は地下1階~地上2階の約5800m2を計画する。
商業施設は、約5800m2のうち3分の2を地元地権者が所有、残りの3分の1を三菱地所が所有する。
三菱地所によると、「地権者の方は、必ずしも自営にはこだわっていない。運用を検討している地権者も多いため、三菱地所の持分と一体となった運営を予定している」という。
テナントリーシングを担当する企業については、今後、選定するという。
事業概要
事業地区:東京都新宿区四谷1-50ほか
地区面積:約2.4ha
敷地面積:約1万7900m2
延床面積:約13万9700m2
建物高さ:約145m
構造:鉄骨造
階数:地上31階、地下3階、塔屋1階
主要用途:オフィス、商業、住宅、教育、公益
フロア構成:地上3階~30階オフィス、地下1階~地上2階商業
地上3階~7階住宅、教育、地下2階~地上4階公益
専有面積:オフィス約5万8900m2、商業約5800m2、
住宅約4500m2、教育約3500m2、公益約9500m2
総事業費:約840億円
竣工:2019年度(予定)
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