メトロプロパティーズ/マーケティングツール「マイグル」6施設で本格導入

2025年08月19日 12:00 / IT・システム

ギックスは8月19日、同社が提供するマーケティングツール「Mygru(マイグル)」が、東京メトロ駅構内の商業施設Echika(エチカ)・Echika fit(エチカ フィット)を運営するメトロプロパティーズに導入されたことを発表した。

メトロプロパティーズ

マイグルは、行動データで顧客を理解するマーケティングツール。来店した顧客を理解するためのアンケートや、購買や回遊を記録するスタンプを組み合わせたミッションを提供して顧客情報を取得すると共に、新しいサービスや認知度の低い店舗などを紹介する機能を保有している。

これらの機能を活かすことで、施策結果から気づきを得て次なる施策を検討するというサイクルを生み出し、顧客体験価値(CX)の向上による直接的な購買促進に加え、購買後のリピート喚起・ファン化を促すというものだ。

今回、マイグルを導入したメトロプロパティーズは、東京メトロの駅構内にてEchika・Echika fit全6施設を運営。各施設は、通勤・通学などの生活導線上で多くの人に利用されている。しかし、毎年目まぐるしく入れ替わる都心の駅利用客に向けて、施設や店舗の認知を維持することが課題となっていた。

そこでメトロプロパティーズは、課題解決に向けて、2025年春にMygruを活用したPoC(実証実験)を実施。LINE公式アカウントとLINEミニアプリを連携させたキャンペーンを通じて、「来店データ」や「お買い物券の利用状況」など、顧客の行動をリアルタイムに可視化し、販促活動に活かすことができたという。

さらに販促施策への反応や店舗間の回遊傾向が把握できるようになり、これらのデータを今後の施策設計に活かせることを評価。今回の本格導入に至った。

今後は、実証実験で得られた行動データを活用しながら、Mygruで施策を展開していく方針。オフライン・オンラインの両面から顧客理解を深めることで、施設としてのブランド力向上と、長期的な顧客関係の構築を支援していく。

■Mygru(マイグル)
https://www.mygru.jp

メトロプロパティーズ/「Echika×Echika fit LINEスタンプラリー」開催

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