ユニクロ/子ども向けコーディネート体験サービス
2017年03月07日 14:00 / トピックス
ユニクロは3月25日~4月23日の土日に、子どもが自分の意思で服を選び、コーディネートをする体験型のサービス「はじめてのコーディネート体験 MY FIRST OUTFIT(マイ ファースト アウトフィット)」を、全国のユニクロ105店で開催する。
ユニクロの店舗スタッフが子どもを見守りながらコーディネートをサポートし、親から離れてひとりで服選びを体験し、最終的に子どもが自分で選んだ服を着てその姿をお披露目する。
参加料は無料で、1人で着替えができる4~5歳くらいから小学校高学年程度までの子供を対象にしたサービスで、服のサイズは110~150cm。完全予約制で、体験時間は1回約50分、実施回数は各店舗で異なる。
スタッフがマネキンなどを使い、服選びのポイントなどをレクチャーする。その後、店内で子ども自身が自由に服を選び、服のコーディネートを考える。
服のコーディネートが決定したら、ひとりで試着し、店内で待機している保護者に自分が選んだコーディネートをお披露目する。子どもが選んだ商品は、購入する必要はなく、コーディネート体験だけでも参加できる。
ひとりで服を選ぶという過程を通じて自己の成長を促す、ユニクロの考える「服育」サービス。子どもが自分の意思で服を選ぶ体験をすることで、「自ら考えて行動する」自立性をはぐくむきっかけを提供する。
服を通じて日々の生活をより豊かにするユニクロの「LifeWear」コンセプトのもと、子どもに自発的に服を選ぶ楽しさや、それを着たときの高揚感を味わってもらうことで、自分で考える楽しさを伝えるサービスを目指す。
保護者は、子どもが普段、着ない色柄の服や、意外なキャラクターを選んだり、上下のバランスを考慮したセンスのあるコーディネートをしたりなど、親が気づかなかった新しい一面を感じることができるという。
ユニクログローバルマーケティング部の伊藤なつき氏は「ユニクロのLifeWearのコンセプトには、あらゆる人の生活を豊かにする、究極の普段着という要素がある。単に洋服をコーディネートして売るだけでなく、服を着ることで感じられる気持ちの高揚感など体験を伝える。赤ちゃんから大人まで、あらゆる洋服があるのがユニクロの強みであり、子どものころから服を着る楽しさを伝えてきたい」と語る。
札幌エスタ店、仙台泉店、ららぽーとTOKYO-BAY店、ダイバーシティ東京プラザ店、五反田TOC店、新宿高島屋店、二子玉川ドッグウッドプラザ店、世田谷千歳台店、吉祥寺店の合計9店で検証を実施。191人の子どもがコーディネートを体験したという。
3月7日、東京・吉祥寺の「ユニクロ吉祥寺店」で、サービスの発表会を開催し、玉川大学大学院教育学研究科教授の大豆生田啓友氏とファッションモデルで4児の母でもある東原亜希さんや実際にコーディネートを体験した親子が参加した。
大豆生田教授は「いまの教育では、自分自身で考え、アクションを起こせるかどうかが大切になっている。その中で、子どもの自主性を引き出すことが大切になっている。ユニクロのサービスは、子どもの自律を促している」と語った。
東原亜希さんは「これまで、自分が子どもの洋服を選んでいたが、子どもの本当に欲しい洋服が分かっていなかった。しっかりと自分で洋服を選ぶ子どもをみて成長を感じた」と述べた。
親子で来店することを重視した企画であるため、お父さんも店舗に来店しやすい土日を体験日とした。
今後は、夏休みなど親子の時間が増える長期休暇を中心に、はじめてのコーディネート体験 MY FIRST OUTFITを実施する予定だ。
■はじめてのコーディネート体験 MY FIRST OUTFIT
http://www.uniqlo.com/jp/myfirstoutfit/
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