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外食市場/ステーキ・ハンバーグレストランが好調、2015年比11%増

富士経済は、「外食産業マーケティング便覧2017 No.2」を発表した。

<外食産業市場調査>
外食産業市場調査

同調査によると、料飲店市場は2016年、接待など大口利用が減少したことや、アルコールも提供する専門店との競合を背景に総合居酒屋が苦戦を強いられ、引き続きマイナスとなった。しかし、近年は少人数での利用になりつつあることから、専門性や付加価値のあるメニューを展開する業態・店舗は好調であり、やきとり専門店と串カツ・串揚げ専門店が前年比プラスとなった。

2017年もメニューに一定の専門性が求められる傾向が強まっており、総合居酒屋チェーンが、メニュー専門性を高めた新業態に転換する動きがみられる。しかし、総合居酒屋などの苦戦は続いていることから、料飲店市場は引き続き縮小する見込である。

ファミリーレストラン市場は2016年、標準型FRの売上減少幅が拡大したことや、低価格型FR、高価格型FR、和風FRが縮小に転じたことで前年割れとなった。

2017年はイタリアFR、チャンポンFRの伸長が市場を底上げしているほか、低価格型FRや既存店を重視した展開の中華FRが拡大に転じていることから、市場はわずかに前年を上回る見込み。

喫茶市場は2016年、喫茶店・コーヒー専門店のマイナスが影響し横ばいにとどまった。コーヒーショップは引き続き店舗数を増加させ、ユーザーを獲得し前年比プラスとなった。また、客単価の高いチェーンも顧客のニーズを得て好調だった。

2017年も引き続き喫茶店・コーヒー専門店のマイナスが影響し喫茶市場は縮小するものの、ロードサイド型喫茶店・コーヒー専門店は伸長が見込まれる。

西洋料理市場は近年、多くの業態が微減・微増にとどまるなか、2016年は肉ブームを背景にペッパーフードサービス「いきなり!ステーキ」が繁華街以外への出店を進め店舗数を増加させたことで、ステーキ・ハンバーグレストランが大きく伸び市場を押し上げた。2017年も同チェーンがロードサイドへの出店を進めていることでステーキ・ハンバーグレストランが続伸し、西洋料理市場は拡大する見込である。

ステーキはハレの日需要などを取り込み、ハンバーグは定番洋食メニューとして幅広い年代から支持されている。2016年は、ペッパーフードサービスが繁華街以外への出店を進め、この業態唯一の100店越えを果たすなど市場活性化に大きく貢献し、市場は前年比11.1%増の1055億円となった。

2017年は、ペッパーフードサービスの積極的な出店が続いているほか、肉需要の高まりに伴い新規参入も相次いでいることから、市場は続伸し前年比5.8%増の1116億円が見込まれる。

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