ファイブショップ/島根の衣料品小売、破産で負債1億7000万円
2018年03月02日 09:00 / トピックス
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帝国データバンクによると、ファイブショップは、2月21日に松江地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は約1億7000万円。
同社は、1976年4月創業、1994年6月に法人改組された衣料品の小売業者。
複数の大型ショッピングセンター内に店舗を設け、婦人服を主体に、子供服や雑貨などを販売し、2011年4月期には年売上高約2億8000万円を計上していた。
しかし、消費者の低価格志向からファストファッションの店舗進出等で競合が激化、店舗の閉鎖を余儀なくされ、近年は1店舗のみでの運営で、2017年8月期(2015年決算期変更)の売上高は約5000万円にまで落ち込んでいた。
借入金に対する負担も重く、先行きの見通しが立たなくなったことから、事業の継続を断念した。
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