婦人服縫製加工の阪神服装/自己破産を申請、負債62億6100万円

2025年12月25日 16:21 / 経営

帝国データバンクによると、婦人服縫製加工の阪神服装(兵庫県西宮市)は12月19日に神戸地裁尼崎支部へ自己破産を申請した。

同社は、1973年に創業、1985年10月に法人改組された。

長年アパレル製品のプレス加工を手がけていた技術を生かし、プレタポルテ(既製高級婦人服)を主体とした婦人服の縫製加工を行っていた。

2020年5月期の売上高は約17億円を計上。近年はスポーツウエアや制服などの製造分野に進出し、2025年5月期の売上高は約232億8700万円だった。

しかし、業容拡大に伴い運転資金の需要が急激に増加。金融機関からの借り入れで穴埋めしていた。また、不明瞭な取引が発覚するなどして資金調達が滞り、先行きの見通しが立たないことから、2025年10月24日に事業を停止したという。

負債は2025年5月期末時点で約62億6100万円。

三ッ星靴下/自己破産を申請、負債合計約32億円

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