相原コーポレーション/北海道の洋菓子製造、自己破産で負債1億2000万円
2018年03月02日 09:10 / トピックス
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帝国データバンクによると、相原コーポレーションは、2月26日に札幌地裁へ自己破産を申請した。負債は約1億2000万円。
同社は、1991年9月に設立された洋菓子製造業者。
業務用ショートケーキ類を主体に土産用菓子の製造販売を展開していた。
卸売業者を通じて全国のホテルや飲食店へ販売するほか、ホテルや飲食店業者から直接の受注も得ていた。
2009年3月期には生キャラメルブームに乗じて新商品を投入したほか、ホテルや飲食店などからの製造委託業務が増加したことなどから、売上高は約2億円を計上していた。
しかしその後は、景気の低迷や同業他社との競合激化、生キャラメルブームの落ち着きなどもあり、近時の売上高は約1億3000万円にダウンしていた。
取引先の倒産により焦げ付きが発生していたこともあり、先行きの見通しが立たず今回の措置となった。
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