日本ハム/4月1日付組織変更、「海外事業本部」を新設
2016年02月12日 14:50 / 経営
日本ハムは2月12日、4月1日付の組織変更を発表した。
新中期経営計画パート5の経営方針に掲げた「グローバル企業への加速」をニッポンハムグループ一丸となって推進することを目的として「海外事業本部」を新設する。
その傘下に3つのエリア別事業部(「米州事業部」・「豪州事業部」・「アジア・欧州事業部」)と「管理統括部」を設置する。
これに伴い、現在各事業本部(加工事業本部・食肉事業本部・関連企業本部)などの管轄下にある全ての海外子会社および海外関連会社は、「海外事業本部」の管轄となる。
現在、各事業本部等が行っている海外事業を「海外事業本部」に移管・集約することにより、対日輸出中心から現地内販中心へのビジネスモデルの転換を加速させる。
また、加工事業本部の営業本部傘下に「販社統括事業部」を新設。管轄販売会社、他事業本部の営業部門との連携強化を進める。
関連企業本部傘下には、「事業統括部」を設置する。管轄会社の経営支援強化と成長戦略の推進を目的とする。
「戦略推進室」を新設し、全社横断の改革プロジェクトの実行、推進していく。
トップマネジメントの補佐や渉外機能の強化を目的として「秘書室」も新設する。
さらに、「海外事業本部」の新設に伴い、コーポレート本部傘下の「海外戦略部」と、食肉事業本部傘下の「海外食肉事業部」を発展的に解消する。
グループ投資や資産売買の事前審査機能の強化を目的して、コーポレート本部傘下の「エンジニアリング部」を直轄部門へ変更する。
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