JT/1~9月、営業利益8%増
2016年10月31日 11:05 / 決算
日本たばこ産業が10月31日に発表した2016年12月期第3四半期の連結決算は、売上高1兆6185億3700万円(前年同期比4.1%減)、営業利益4945億8000万円(8.5%増)、純利益3500億800万円(13.4%減)となった。
売り上げ面は、医薬事業と国内たばこ事業における増収があるものの、海外たばこ事業において不利な為替影響を受けたことにより、減収。
利益面については、海外たばこ事業において為替の影響があったが、営業利益は不動産売却益の計上などにより増加した。
2016年12月期通期の連結決算は、医薬事業におけるロイヤリティ収入が前回予想に対して増加する見通しであることから、利益面を上方修正。売上高2兆1200万円(前期比5.9%減)、営業利益が前回予想比80億円増の5800億円(2.6%増)、純利益は50億円増の4140億円(14.8%減)を見込んでいる。
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