資生堂/大阪ソーダにクロマトグラフィー事業を譲渡
2017年08月29日 10:00 / 経営
資生堂は8月29日、連結子会社である資生堂医理化テクノロジーの株式、資生堂が保有するクロマトグラフィー事業関連資産を、大阪ソーダに譲渡する、と発表した。
資生堂グループは「VISION 2020」の実現に向け、事業ポートフォリオの見直しを行っており、経営資源の投下先を主力事業に絞り込む中で、クロマトグラフィー事業を行う医理化テクノロジー社の株式などを譲渡することとした。
今回の取引は、資生堂が有するクロマトグラフィー事業に関連する権利義務を、会社分割(吸収分割)の方法により医理化テクノロジー社に承継させた上で、医理化テクノロジー社の株式を大阪ソーダ社に譲渡する予定。株式譲渡は、12月1日めど。
資生堂医理化テクノロジーは、1985年設立、1997年より資生堂グループに加わった。分析機器(カラム・装置)の製造・販売を行っている。
クロマトグラフィー事業とは、資生堂は高感度の高速液体クロマトグラフ(分析化学やバイオサイエンスに幅広く活用される分析装置)や、化粧品開発で培った粉末表面処理技術を応用し、優れた分離特性と高い耐久性を持つ分析用カラム充填剤の製造・販売を指す。
経営 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- ユニクロ/4月既存店売上高18.9%増、気温高く夏物好調
- 05月02日
-
- コメリ/5月1日から414品目を値下げ
- 05月02日
-
- ZOZO/3月期、セール拡大・コスメ強化などで増収増益
- 05月02日
-
- 日本調剤/3月期はインフルエンザの流行などで増収増益
- 05月02日
-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日