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外苑駅前/「青山ベルコモンズ」を建て替え、商業含む複合ビルに一新

2017年12月11日 16:15 / 店舗

三菱地所は12月11日、東京都港区北青山二丁目において、「(仮称)北青山二丁目計画」の新築着工をした。竣工は2020年4月末の予定。

<施設イメージ>
施設イメージ

計画は、長らく地域のシンボルであった「青山ベルコモンズ」を、その歴史性を踏まえ、多種多様な人々が交流する空間を創出することを目指し、地上20階、延床面積約23,00m2のオフィス・ホテル・商業ゾーンからなる複合ビルへ建て替えるもの。

ホテルゾーンは、Plan・Do・Seeが運営する。

<施設所在地>
施設所在地

新国立競技場が建設される青山エリアには、今まで以上の賑わいが期待できる。今後の東京の玄関口とも言える場所に新たなランドマークを建設するに当たり、東京都総合設計制度を活用した。

これにより、容積率制限の緩和を受け効率的な空間利用が可能となり、ワーカーと生活者にとり潤いある都市空間の実現を目指した。

青山通りと外苑西通りの交わる南青山三丁目交差点に位置する視認性の優れたこの地に、現代的でありながらも親しみやすく、落ち着きのある佇まいを実現すべく、外装デザインはガラスファサードによる軽やかなデザインとした。

低層部のデザインを切り替え、緑豊かで開放的な空間を演出することで、圧迫感を抑えるとともに、周囲の街並みや景観との調和を目指す。

<フロア構成>
フロア構成

青山という土地の持つ文化や歴史を大切にしたこの街だからこそできるホテルのほか、かつての「青山ベルコモンズ」の系譜を継ぐ商業ラインアップを展開する。

情報発信の起点となるイベントスペースや多様なニーズに対応するコワーキング機能と先進的な働き方を可能にするオフィス空間も設置する。

これらの要素が一体となり、施設の入居者や利用者だけでなく、エリアのワーカーや生活者をも巻き込んだクリエイティブなコミュニティを形成するという。

計画概要
計画名称:(仮称)北青山二丁目計画
所在地:東京都港区北青山二丁目98-1他(地番)
アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前」駅徒歩3分
敷地面積:2,264.27m2
建築面積:1,248.44m2
延床面積:22,910.61m2
地域地区:商業地域
主要用途:事務所(5~15階)、ホテル(3、4、16~20階)
店舗(1、2階)、駐車場(地下2階)
階数:地上20階地下2階
構造:S造、地下一部SRC造
建築主:第6メック都市開発特定目的会社(三菱地所の100%子会社)
開発業務受託者:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:銭高組
着工:2017年12月11日
竣工:2020年4月末(予定)

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