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セブンイレブン/11月の既存店、2か月連続の前年割れ

2017年12月11日 16:30 / 月次

セブン&アイホールディングスが発表した11月のセブン-イレブン・ジャパン(2017年2月期売上高:8337億円)の既存店売上高は、前年同月比0.1%減、客数0.2%減、客単価0.1%増となった。

チェーン全店売上高は3.1%増、店舗数は1万9970店だった。

客数は7月以来、5か月連続で前年割れとなったが、客単価は0.1%増となり、2015年4月以降32か月連続の増加記録を継続している。

10月は、週末に続けて大型台風が日本列島を横断した影響で、2012年7月以降、63か月ぶりに既存店売上高が、前年割れとなっていた。

<セブン-イレブンの冷凍食品売場>
セブン-イレブンの冷凍食品売場

同社によると、「昨年11月は、プリペイドカードであるiTunesカードで、セブン-イレブンが単独で購入カード金額の15%増しで使えるキャンペーンコードの販促を行っていた。商品売上単独では前年同月を上回っているが、プリペイドカードの販売などサービス売上高が前年割れとなった」という。

商品では、下期に注力カテゴリーと位置づけ、新商品の投入やリニューアルを行っている、冷凍食品、レンジカップ麺、カウンターファスト・フードなどが好調だった。

既存店売上高が2月連続で前年割れとなるのは、2012年6月、7月以来。2012年の6月、7月は、前年の東日本大震災の影響で2011年月、7月にタバコに売上高が大幅に伸びた反動があったという。

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