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京都駅前地下街ポルタ/東エリア全面刷新、食と京情緒・伝統美のエリア導入

2018年02月20日 16:32 / 店舗

JR西日本グループの京都ステーションセンターは3月20日、「京都駅前地下街ポルタ」の「東エリア」を全面リニューアルオープンする。

<リニューアルのイメージ>
リニューアルのイメージ

リニューアルは、京都に生活・滞在する喜びを何気なく実感する「京都暮らし」をコンセプトとした。

日常的に京都駅を利用する人や周辺住民、観光や行楽で京都に訪れる人など、より一層多くのお客が利用するを目的に、日常の気軽さの中にも上質さを感じてもらう「食」をテーマとした新たな商環境の創出を目指す。

京都初出店から地元の人気店まで8店からなる飲食ゾーンと6店のスイーツコーナーを新設した。

<店内イメージ>
店内イメージ

お土産や進物に欠かせない漬物や和菓子など京都の名産品や輸入食品をそろえる食物販の充実など、新店舗が15店、移転改装が10店、合計25店を一新する。

飲食ゾーンは、京都初出店の回転寿司「金沢まいもん寿司」やインバウンドにも人気の「一風堂」など、手軽さの中にも味へのこだわりを求め、時間のないビジネスマンや買い物客に対応する。

夜にはちょっと一杯が楽しめる鶏が自慢の「宮崎酒場ゑびす」(居酒屋)や京都の〆ごはんとして出汁を味わう京のカレーうどん「味味香」も出店する。

食物販ゾーン(スイーツ・京みやげ)は、漬物や抹茶スイーツ専門店を集積した。

観光客にも大人気の抹茶のラングドシャで有名な「マールブランシュ」のポルタ限定品やSC初出店の「タツヒトサトイ」の洋菓子を販売する。

地元京都のスイーツを厳選した全国初の新業態「京せれくと」も出店する。

関西初出店の焼き鯖寿司で有名な「若廣」も出店し、観光客の弁当にも対応する。

デイリーユースゾーンでは、新たに医薬・調剤の取り扱いを開始する「コクミン」やステーショナリーコーナーが新設される「くまざわ書店」などお客の利便性が向上する。

<蛇の目傘のオブジェを配置>
蛇の目傘のオブジェを配置

ファサードや共用通路は、町家をイメージした格子の共通デザインにより京情緒を演出する。

京和傘の老舗「日吉屋」による伝統の技を駆使した「蛇の目傘」と「番傘」のオブジェを2か所の広場に設置し、幻想的な照明による京都の伝統美を演出する。

京土産売場には、京の台所「お竈(くど)さん」をイメージし、京都の若手アーティストとコラボレーションした町家暮しの素材など、細部にまでこだわったディスプレイを導入する。

<番傘のオブジェを配置>
番傘のオブジェを配置

施設概要(ポルタ東エリア)
所在地:京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町902
営業時間:物販10時~21時、飲食11時~22時
定休日:不定休
店舗数:飲食8店(新店舗7)、食物販15店(新店舗8)、物販2店、合計25店
延床面積:約3650m2
店舗面積:約2055m2
(飲食:約890m2、食物販:約790m2、物販:約380m2)

■京都駅前地下街ポルタ
http://www.porta.co.jp/

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