オイシックスドット大地/IT人材強化、ECシステム会社を子会社化
2018年06月28日 12:00 / 経営
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オイシックスドット大地は、カラビナテクノロジーと、カラビナテクノロジーの親会社であるダイアモンドヘッドの3社間で業務提携契約を締結したと発表した。
あわせてカラビナテクノロジーの第三者割当引き受けによる子会社化を決定した。6月30日付で子会社化する予定。
カラビナテクノロジーは、主にEC向けのWebシステム開発およびWebサイトの制作をニアショアでサービス提供している。
オイシックスドット大地は食品宅配EC、ダイアモンドヘッドはファッションとアパレルのECサイト制作とシステム提供を主要事業としている。
同社ならびにダイアモンドヘッドは順調に事業が拡大しており、IT人材確保が経営における重要な課題となっている。
その部分を補完できるニアショアを推進するため、今回の提携を実施し、さらなる優秀な人材確保を3社で進める。
また、長期的な事業運営の観点から、新たな通販事業ソリューションの開発における連携、先端技術・サービスの研究・開発における連携も検討していく。
具体的には、それぞれの強みである事業分野(アパレル通販支援、食品通販支援)への支援業務の相互紹介、同社またはダイアモンドヘッドが保有している通販支援ソリューションの相互利活用、先端技術によるコマースなど新たな通販事業ソリューションの開発における連携、先端技術・サービスの研究・開発における連携、枯渇するシステム開発およびWeb制作のニアショアでの人材確保に取り組む。
さらに、同社とダイアモンドヘッドとの2社間連携では、WEBマーケティング、リピートマーケティング、ロジスティクスなどの領域において相互利用やノウハウを共有。
それぞれの強みである事業分野(アパレル通販支援、食品通販支援)への支援業務の相互紹介なども実施する。
※ニアショアとは、システム開発業務の一部または全部を、比較的近い距離にある企業に外注すること。 海外にある企業などへ外注する「オフショア」と比べて、近距離での外注なので「ニアショア」と呼ばれている。
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