東洋水産/4~6月、国内外で即席麺好調売上高3.8%増
2018年08月02日 12:00 / 決算
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東洋水産が7月31日発表した2019年3月期第1四半期の連結決算は、売上高967億4900万円(前年同期比3.8%増)、営業利益64億8500万円(1.4%増)、経常利益72億700万円(3.9%増)、純利益51億700万円(10.0%増)となった。
水産食品事業は、漁獲量減少により魚価の高騰が続く中、適正価格での販売に努めたが、マグロ、魚卵製品を中心に販売数量が減少した。
売上高は78億6500万円(4.3%減)、セグメント利益は9700万円(31.8%減)。
海外即席麺事業は、米国では販売キャンペーン企画や大陳企画等の実施により、主要得意先の販売が好調に推移し、増収。メキシコでは量販店における袋麺の販促強化に加え、問屋ルートでも主力製品であるカップ麺の受注が好調に推移し、増収となった。
売上高は189億7600万円(12.3%増、セグメント利益は、原材料費や人件費の増加により23億5200万円(2.8%減)。
国内即席麺事業は、カップ麺では「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」の和風シリーズや「ごつ盛り」「麺づくり」の拡販に努めたことに加え、シリーズ新商品を発売した「MARUCHAN QTTA」が好調に推移したことで増収。
売上高は290億2100万円(1.6%増)、セグメント利益は、原材料費の増加はあったものの、売上増や広告宣伝費の削減により16億1000万円(28.4%増)となった。
低温食品事業は、生麺では主力商品の「マルちゃん焼そば3人前」シリーズが堅調に推移したことに加え、2018年3月に発売した、水でほぐすだけで調理が可能な新商品「つるやか」シリーズや2食入り冷し中華の「絹のひと皿」の導入も進み、増収。
チルド・冷凍食品類ではコラボ商品や期間限定商品の新商品が好調に推移した。売上高は179億4600万円(0.8%増)、セグメント利益は、原材料費の増加により13億5200万円(8.8%減)となった。
加工食品事業は、米飯やフリーズドライ製品ではライフスタイルの変化に伴う喫食機会の増加によって市場拡大が続いており増収。
売上高は52億6700万円(4.5%増)、セグメント損失は、新工場稼動に伴う減価償却費の増加により1億2100万円(前年同四半期はセグメント利益7200万円)となった。
2019年3月期通期の連結決算は、売上高4050億円(前期比4.2%増)、営業利益255億円(4.3%減)、経常利益275億円(3.8%減)、純利益191億円(3.6%増)を予想している。
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