オンワード/3~11月、秋冬物苦戦し営業利益29.8%減
2019年01月11日 11:30 / 決算
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オンワードホールディングスが1月11日発表した2019年2月期第3四半期の連結決算は、売上高1786億4800万円(前年同期比1.2%減)、営業利益44億8900万円(29.8%減)、経常利益52億300万円(33.4%減)、純利益46億7700万円(34.7%減)となった。
アパレル事業は、オンワード樫山において「自由区」「ICB」「J.PRESS」などのブランドは増収だった。
しかし、10月から11月にかけて気温が高く推移し秋冬物商戦に影響を及ぼし、「23区」「組曲」「五大陸」などのブランドは前年を下回り、国内事業全体として減収減益。
海外事業は、クリエイティブ部門の刷新によるジル・サンダーの売上拡大、中国での収益性回復、および米国でのJ.PRESSの新旗艦店を活用したプロモーションの成功、Eコマース売上伸長など収支改善に向けた成果の一方で、一部生産事業の契約変更コストなどの影響があり、海外事業全体として増収減益だった。
ライフスタイル関連事業は、リゾート事業のグアムへの日本人旅行者の減少などにより、全体として減収減益となった。
2019年2月期通期の連結決算は売上高2431億円(前期比0.0%)、営業利益41億5000万円(19.7%減)、経常利益41億5000万円(30.0%減)、純利益45億8000万円(14.7%減)を見込んでいる。
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