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松屋/3~11月、飲食業・北欧雑貨が低調で営業利益9%減

2019年01月11日 11:20 / 決算

松屋が1月10日発表した2019年2月期第3四半期の連結決算は、売上高672億8200万円(前年同期比3.9%増)、営業利益9億4800万円(9.0%減)、経常利益9億4500万円(3.1%減)、純利益7億7800万円(51.1%増)となった。

百貨店事業では、銀座店は、地下1階洋菓子売場等の一部を改装し、引き続き、他フロアとの品揃えのグレードとテストの統一と、さらなる利便性と買廻り性の向上を図った。

9月の「銀座・手仕事直売所」におきましては、SNSで多くのファンを持つ発信力の高いクリエイターや職人とコラボレーションしたワークショップやイベントを開催することで、他店との差別化を図り、売上の向上と来店を促進した。

浅草店は、入居する商業施設「EKIMISE」との相乗効果の発揮に取り組み、施設内を買い廻る顧客の需要を取り込むプロモーションの強化や、浅草を訪れる国内外の顧客への積極的な商品提案を行った。

売上高は608億5100万円(6.2%増)、営業利益は12億5700万円(19.1%増)。

飲食業のアターブル松屋グループは、主力となる婚礼宴会部門において、婚礼組数の獲得に取り組んだが低調に推移。

売上高37億4100万円(6.2%減)、営業損失は1億9100万円。

ビル総合サービス及び広告業の売上高は37億7300万円(3.5%増)、営業利益3200万円(31.3%減)となった。

輸入商品販売業は、主力ブランドの「イッタラ」の商品供給元フィスカース社(フィンランド)との契約を終了したことなどから、売上高は8億5200万円(48.5%減)、営業損失は1億2700万円。

2019年2月期通期の連結決算は売上高930億円(前期比2.7%増)、営業利益20億円(5.8%減)、経常利益19億円(7.1%減)、純利益14億円(11.4%増)を予想している。

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