デニーズ/メニューブックに食物繊維量・糖質を記載、健康メニュー強化
2019年03月07日 16:10 / 商品
セブン&アイ・フードシステムズが運営するデニーズは3月12日、春の新メニューを開始し、全時間帯のメニューブックにメニューごとの食物繊維・糖質の記載を開始する。
多様化する食生活や健康志向の高まりとともに、アレルギーへの対応や栄養バランスの配慮、身体への気遣いなどを重要視するお客のニーズに対応する施策。
今回のメニュー改訂では、基本メニュー・アイテムのブラッシュアップだけでなく「健康」を軸としたカテゴリーの品ぞろえを強化する。
最大レタス7個分の食物繊維が摂れる「十六穀米を使用したメニュー」や、あったか野菜の「焼きサラダ&スープ」、20品目以上の素材を一皿で味わえる「食事系サラダ」を品ぞろえする。
さらなる市場の拡大が見込まれる健康的な食生活の提案に取り組むことで、デニーズで食事をする楽しさを一層深めたいという。
女性が1日に必要な食物繊維の70%以上を摂取できるメニューとして、十六穀米の和風ロコモコごはん(税込970円)、チキン南蛮と十六穀米のサラダごはん(862円)、十六穀米のベジタブルカレー(862円)を販売。
ロメインレタスの焼きサラダ(538円)、いろいろ野菜とお豆の食べるスープ(376円)、PREMIUMパワーサラダ(1024円)、ハーブ鶏のローストチキンとケールのサラダ(862円)、ローストビールとケールのサラダ(862円)、生ハムとケールのサラダ(862円)などを投入する。
経営企画室長兼商品本部長の鎌田靖取締役執行役員は、「お客様がいろいろな場所で食の体験をする中で、競争相手は同業他社ではなくお客様のニーズとなっている。デニーズは、ナタデココの大ヒットなど過去の成功体験をもっているが、成功体験は捨て、価格訴求ではなく価値訴求を進める。デニーズはカラダにおいしいをテーマに健康軸のメニュー開発を強化する」と語っている。
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