すかいらーく/食べきれなかった料理の持ち帰り推奨で食品ロス削減
2020年09月11日 13:00 / 店舗
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すかいらーくホールディングスは9月10日、食品ロス削減の取り組みとして、お客が料理を食べきれなかった際は、持ち帰りを推奨し、持ち帰り用の容器「すかいらーくもったいないパック」を無料で提供すると発表した。
環境省によれば、2017年度に廃棄された食品は約612万トンにのぼる。また、2015年に国際連合で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲットの1つ「つくる責任つかう責任」では、「2030年までに世界の食料廃棄を半減する」という目標が掲げられ、食品ロス問題への取り組みが課題となっている。
すかいらーくグループでは、食品ロス削減の問題に早くから取り組んでおり、全国に10カ所あるセントラルキッチンで必要な分だけ生産し、定期的に店舗に配送している。
ご飯の量を選択可能にしたり、単品メニューを提供するなど、お客に残さず食べてもらう工夫をしている。少量の食事を希望する60歳以上のお客がキッズメニューを注文することもある。
これまでもお客が食べきれなかった料理の持ち帰りを希望する際には容器を提供していた。今回、ガスト、バーミヤン、ジョナサンのデジタルメニューブックに専用ボタンを掲載するほか、ウェブサイトに特設動画を掲載し、持ち帰りを推奨する。
今後も事業を通じたSDGsへの貢献を重要課題と位置づけ、サステナビリティと社会価値増大を実現するため、さまざまな社会問題に取り組むという。
なお、持ち帰りは、一部食べ放題のブランドや生ものは対象外となる。
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