ワークマン/桜木町に新業態「#ワークマン女子」売上目標4億5000万円
2020年10月06日 15:30 / 店舗
ワークマンは10月16日、横浜・桜木町コレットマーレに新業態「#ワークマン女子」をオープンする。
ワークマン初の「女性客」主体の店舗で、SNSとリアル店舗の一体化を図るConnected Store。インスタ世代顧客の取り込みを図る。
売場面積はこれまでのショッピングモール店の1.5~2倍の452m2あり、路面店を含めて同社の最大級の売場面積を持つ旗艦店になる。
同店の売場構成は女性専用売場40%、男女兼用のユニセックス20%、男性専用40%で、これまでのモール店に比べ女性専用売場を2.5倍に拡大した。
女性が購入できる60%の売場を店舗の前面に出して、入り口からは女性マネキンとメルヘン調の動画スポットが目立たせ、内装も女性受けするものにする。
「#ワークマン女子」店とモールのWORKMAN Plus店の品揃えは100%同じだが、男性売場は奥の方にやや「控えめに」配置するため、店舗入り口から見ると完全に「女性専用店」に見えるという。
これまでのワークマン店とWORKMAN Plus店は男性的な店舗だったが、同店では、コレットマーレに多い女性客とファミリー客、インスタ世代女性客と一緒に来店する若い男性客をターゲットとした。
路面店では女性客が増えているが、年齢層的には35歳以上が殆どだという。これまで全く来店が少ない高感度なインスタ世代の女性を同社路面店に送客することも目指す。
初年度売上目標は女性向け売上55%と男性向け45%の構成で、4億5000万円。
実験店舗として出店し、あと数店をモールに出店して検証する。その中で同社の主力の路面店で女性売場を今後どう展開するかを模索していく。
また、店名に「#」を付けたのは、リアル店舗でありながらSNSと「Connected」することを想定。入口にメルヘン調2人乗りブランコと巨大なバラを設置するなど、購入品や試着品を着て、店舗からSNS発信できるスポットを多数設けた。
店舗の前面にあるアンバサダーコーナーでは、YouTuber・ブロガー・インスタグラマーの同社アンバサダーの提案を「丸呑み」して開発した人気の新製品を陳列する。
このコーナーにあるPOPのQRコードからアンバサダーの製品紹介の投稿を見ることができる。
セルフ店なので商品説明をアンバサダーに肩代わりして貰うという「Connected」な発想だ。
さらに、店内ではそのほかフォトスポット、ゆるキャラなど女性社員が中心にアイディアを出した工夫を凝らしている。
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