ファミマ/東京・神奈川8店でメルカリポスト・メルカリ教室の実証実験
2020年12月14日 14:50 / EC
ファミリーマートとメルカリは12月14日、メルカリポストとメルカリ教室を東京都・神奈川県のファミリーマート8店舗に開設し、実証実験を開始した。
ファミリーマートの来店客とメルカリの利用客の相互連携を進め、両社間での相互送客と顧客の利便性向上につなげる取り組み。実験では「メルカリポストの設置」と「メルカリ教室」を行う。
メルカリポストは、メルカリで売れた商品を対面での接客がなく、セルフで発送ができる無人投函ボックス。利用者がレジ待ちなく発送することができるため、時間短縮につながるとともに、店舗従業員の業務軽減にもつながるという。
メルカリ教室は、店内のイートインスペースで開催される、参加費無料でメルカリの使い方を誰でも気軽に学べる教室。商品の見つけ方や買い方、不要なモノの出品方法など、メルカリの楽しみ方を講師が専用テキストを使って解説する。参加者は講師と一緒にスマホを操作しながら体験できる。事前予約制で実施する。
実験では、ファミリーマート横浜神之木町店、祖師ヶ谷大蔵駅前店で、メルカリポストを設置し、メルカリ教室を開設する。ファミリーマート一番町店、大鳥神社前店、清瀬駅前店には、メルカリポストを開設する。ファミマ虎ノ門ヒルズ店、ファミリーマート船堀一丁目店、亀有北口店では、メルカリ教室を開設する。
今回、オフラインでの顧客との接点をさらに広げ、サービスを身近に利用してほしいメルカリと、地域密着型の店舗運営や店舗の省人化に注力しているファミリーマートとの考えが一致。メルカリポストとメルカリ教室の実験を行うことにしたという。
メルカリは月間の利用者数が1750万人超、累計出品数は15億品を超える。一方、ファミリーマートでは店舗で、2016年からメルカリの発送サービスを開始。2019年からは専用陳列棚でメルカリのオリジナル梱包資材を販売するなど、顧客のニーズに合わせた対応をしている。
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