しまむら/中計2023「リ・ボーン」2024年2月期EC比率2%目標
2021年04月06日 14:05 / 経営
しまむらは4月5日、中期経営計画2023を発表した。2024年2月期を最終年度とする3カ年計画で、基本方針は「リ・ボーン」とした。しまむらグループ本来の輝きを「リ・ボーン」によって取り戻し、成長への土台を築く。
最終年度の数値目標は、国内売上高5950億円、国内営業利益493億円、国内営業利益率8.3%、国内出店数100店(3年間合計)とした。
2021年2月期の実績は、国内売上高5366億円、国内営業利益381億円、国内営業利益率7.1%だった。
新たな取り組みとして、オンラインストアを全事業で展開することで、全国約2200カ所の実店舗とEC事業とのシナジー効果を最大限に発揮する。各事業がそれぞれの強みを生かした品ぞろえやサービスを展開し、EC事業の規模を拡大し、2024年2月期でEC比率2%を目標とする。
全事業の商品がグループオンラインストア上でワンストップショッピングできる仕組みを構築し、商品受取も全国約2200店で相互に可能とすることで、お客の利便性を大幅に向上する。
物流機能では、自社ECセンターの効率アップとキャパシティー拡大を基本として、3PLも活用しながらECの取扱量を急ピッチで拡大する。
また、靴専門店のディバロ事業を「リスタート」し、婦人をメインに「靴&ファッション」として事業を再定義する。既存店の改廃と新規出店も進めて、2026年2月期には、営業利益を黒字化する。
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