国分/自動需要予測「パースウェル」で欠品・余剰・在庫回転率改善へ
2022年02月03日 13:50 / IT・システム
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DATAFLUCTは2月3日、国分グループ本社と資本業務提携を締結したと発表した。
提携に伴い、自動需要予測で業務効率、欠品・余剰・在庫回転率を改善する同社新サービス「Perswell」(パースウェル)の国分グループへの導入が決定。2月中旬の本番運用へ向けて準備を進めている。
「Perswell」は、販売・仕入れの過去データとビジネス特性に応じた外部データを組み合わせ、機械学習によって大量の商品の販売数および適正在庫量を自動で予測する。
需要予測の自動化によって作業工数を大きく削減できるほか、予測精度の改善によって欠品・余剰・在庫回転率、配送計画を改善できるという。
食品流通においては、生産、出荷、流通、加工・販売、消費などの商流・物流が多岐に亘るため、サプライチェーンの各過程における需要予測が難しく、その過程で食品ロスが発生している。
今回の資本業務提携は、データ活用で食のサステナビリティを実現したいと考える両社の思いが⼀致し、締結した。
提携により、DATAFLUCTのAI技術を活用した需要予測システムを国分グループの汎用・専用物流センターに導入の上、受発注・在庫管理の高度化、精度向上により在庫削減を実現する。
青果を中心とした生鮮食品サプライチェーンにおけるイノベーション創造を実現するため、共同事業化に向けた検討を開始する。
■「Perswell」について
https://lp.perswell.ai/
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