大和ハウス/複数のキャッシュレス決済事業者との契約を一括代行
2022年02月16日 13:10 / IT・システム
大和ハウスグループの大和ハウスフィナンシャルは2月16日、事業者向けのキャッシュレス決済代行サービス「OmatomeOne(オマトメワン)」を開始したと発表した。
「OmatomeOne」は、病院や自治体、飲食店などにおけるキャッシュレス決済の導入負担を軽減するサービス。これまで、事業者はキャッシュレス決済を導入するために、クレジットカード、電子マネー、QR決済などを取り扱う各決済事業者と契約や決済手段に対応した端末の調整を行う必要があった。
また、キャッシュレス決済の実績を調べるためには、決済事業者ごとに提供される明細内容と入金を事業者が個別に確認する必要があるため、キャッシュレス決済の導入・管理には負担が掛かっていた。そこで、同社は、複数の決済事業者との契約を一括代行するとともに、入金管理システム、決済端末を提供するサービス「OmatomeOne」を提供開始する。
サービス利用料は月税別2980円、決済手数料は2.8%から。端末導入初期費用1台8万円(端末代金1台7万円+契約事務手数料1台1万円)。SIMカード導入初期費用1台3000円(Wi-Fi環境がない場合)、SIMカード利用料月800円(Wi-Fi環境がない場合)。
複数の決済事業者との契約を一括代行し、キャッシュレス決済を導入する際の窓口を1つにすることで、事業者の負担を軽減。各決済事業者からの入金も同社でまとめて請け負うことで、入金確認の業務を簡素化する。
入金管理システムでは、同社が提供するキャッシュレス決済の入金内容をまとめて確認することができる「おまとめサービス」を利用可能。「おまとめサービス」を利用することで、各決済事業者からの売上金の入金、対象期間での利用実績の確認を一元化できるという。
電子マネー、QR決済のうち最大28種類の決済サービスに対応可能となっている。
■サービスに関する問い合わせ先
法人マーケティング課
TEL:06-6229-7242(平日9時30分~18時)
https://www.daiwahousefinancial.co.jp/omatomeone/
■取り扱い可能な決済手段
クレジットカード(IC・磁気・タッチ決済):VISA、Mastercard、銀聯、JCB、American Express、Diners Club
電子マネー:交通系IC、nanaco、WAON、iD、楽天Edy、QUICPay
QR決済:PayPay、d払い、au PAY、メルペイ、J-CoinPay、Bank Pay、Alipay、WeChat Pay
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