キリンビバレッジ/無糖・微糖市場拡大「午後の紅茶ミルクティー微糖」発売
2022年03月16日 12:00 / 商品
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キリンビバレッジは3月16日、「キリン午後の紅茶」2022年ブランド戦略発表および新商品発表会を開催した。
2021年の販売実績は、年間では4803万箱(前年比2%減)となったが、ブランド35周年を機に好転し、3~12月では前年比2%増となった。ブランド35周年では、3月のレギュラーシリーズのリニューアルを皮切りに9回の新商品投入と6つのブランド活動を実施した。
2021年は健康志向の高まりもあり、無糖商品が好調で、「午後の紅茶おいしい無糖」シリーズの出荷箱数が2011年の発売から10年で、1000万箱の大台を突破した。
執行役員の山田雄一マーケティング部長は、「紅茶飲料市場は、コロナ禍もあり2年連続で苦戦している。一方で、長期トレンドでは上昇傾向であり、2022年以降も無糖・微糖カテゴリーがけん引し伸長することが見込まれる」と市場を解説した。
2022年1~2月の「午後の紅茶」販売数量は732万箱(11%増)と好調な滑り出しとなっている。2月15日には、「午後の紅茶まろやか白桃ミルクティー」を発売。3月1日には、「午後の紅茶おいしい無糖香るレモン」をリニューアル発売している。
無糖・微糖市場が伸びたきっかけは、2019年に発売した「午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー」にある。同商品は、発売約7カ月で5000万本を売り上げて「午後の紅茶」としては、9年ぶりのヒットとなった。
一方で、「午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー」は、発売時は多くのお客がトライアルしたものの、「甘くない」味わいをちょうどよいと感じるお客の間口は狭く2021年は大幅にトライアルが低下した。また、2019年以降、競合各社から新形状の紅茶新商品の発売が相次ぎ、競争環境が厳しくなっている。
そこで今回、お客が微糖ミルクティーに期待するのは、おいしさとカロリーオフの両立であることに着目し新商品「午後の紅茶ミルクティー微糖」500ml(希望小売本体価格140円)を開発した。
同社によると、「ミルク分と茶葉を1.2倍使用し、程よい甘さが感じられるバランスが取れた贅沢な味わいとすっきりとした後味が特長で、ミルクティー好きの全ての人が満足できる微糖ミルクティー。さらに、糖を控えたいという意識を受け、カロリー50%オフを実現し、今の時代に求められる、『贅沢な味わい。なのに、カロリーは半分。』を叶えた」という。
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