サッポロ不動産開発/札幌市に複合型商業・オフィスビル24年8月開業
2022年08月02日 16:50 / 店舗
サッポロ不動産開発は8月2日、サッポロファクトリー第4駐車場(札幌市中央区)として5月まで利用していた区画の再開発を行うと発表した。
札幌市の「都心における開発誘導方針」に基づき、北海道新幹線の札幌延伸などによる周辺環境の変化を捉え、新たな働き方に対応するオフィスを中心とした8階建ての複合型商業・オフィスビルを開発。周辺エリアと創成イーストエリアをつなぐ施設として、2024年8月のグランドオープンを予定している。
同社が札幌で手掛ける再開発事業としては、2017年のTDYショールーム(札幌市中央区北3条東4丁目/旧サッポロファクトリー第3駐車場区画)以来となるもの。
各種再開発事業が進む「創成イーストエリア」は、歴史的な建造物を生かしたカフェやレストラン、アートシーンが集まる劇場や、ギャラリー、クリエーティブ色が強いオフィスが集まるエリアとして注目を集めている。また、複数のマンション開発が進み、札幌市全体と比較し20~40代の年齢層が多く、都心に近く便利な住環境として整備されつつある。「札幌市都心まちづくり計画」の対象エリアにも位置付けられている。
今回の再開発は、従来の形にとらわれない働き方を実現するため「周辺エリアと創成イーストエリアのワーカーたちが交わるゲートウェイ」をコンセプトに進めている。
大きく変貌する札幌市中心部と、創成イーストエリアをつなぐ新たな拠点として、休日にはサッポロファクトリーと連動。にぎやかなイベントが開催できる屋外大型広場、天候に左右されず誰もが自由に利用できる屋内スペース、幅広い多目的通路と豊富な花と緑でくつろぎが生まれる歩行空間など、三つの特徴あるオープンスペースを設置する。地域の利便性向上とにぎわいを創出することでエリアの活性化を目指す。
<周辺地図>
■(仮称)サッポロ不動産開発 N4E4ビル計画
事業者:サッポロ不動産開発
所在地(地番):札幌市中央区北4条東4丁目1-1、1-34、1-35、1-36
構造・規模:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造 ・地上8階、地下1階建て
敷地面積:4506.81m2
延床面積:1万4335.82m2
用途:商業・オフィス
建物完成:2024年5月下旬(予定)
開業予定:2024年8月(予定)
ホームページ:https://sapporofactory.jp/n4e4/ ※8月下旬公開予定
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