スギHD/3~8月、調剤薬局拡大・アプリ活用で営業利益154億円
2022年09月29日 10:40 / 決算
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スギホールディングスが9月27日に発表した2023年2月期第2四半期決算によると、売上高3324億1100万円、営業利益154億5500万円(前期は161億3100万円の利益)、経常利益156億7000万円(前期は166億7800万円の利益)、親会社に帰属する当期利益89億7700万円(前期は98億3600万円の利益)となった。
ドラッグストア業界では、新型コロナウイルスの感染再拡大や記録的な猛暑の影響により一部商品の需要に増加の動きが見られたものの、4月に実施された薬価および一部調剤報酬の大幅な引き下げ、感染再拡大による処方せん応需の伸び悩みや、出店競争の更なる激化など、業界を取り巻く経営環境は一層厳しさを増した。
このような環境のもとグループは、調剤領域の拡大に向けて新規開局を進めるとともに、調剤利用率の向上を目的とした物販顧客に対する店頭およびアプリでの告知強化、伸長する処方せん応需に対応するための調剤室および調剤待合室の拡張改装、生産性改善に向けた薬剤師から医療事務へのタスクシフトの推進などに取り組んだ。
物販領域では、健全な店舗ポートフォリオの維持・構築を目的とした既存店舗の改装を推進するとともに、商品展開の見直しなどによる店舗の活性化、アプリ・チラシなどによる販売促進策の強化に取り組んだ。また、個店別のキメの細かい人員の配属・時間管理、DXによる店舗作業の削減、各種節電対策など生産性の改善も行った。
店舗の出退店などは、引き続き、関東・中部・関西・北陸エリアへの出店に注力することで、41店舗の新規出店と7店舗の閉店を実施し、既存店の競争力強化に向けて158店舗を改装した。これにより、第2四半期末における店舗数は1517店舗(前期末比34店舗増)となった。
通期は、売上高6750億円、営業利益300億円、経常利益310億円、親会社に帰属する当期利益180億円を見込んでいる。
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