スギHD/難病の患者支援プラットフォーム運営の「ノックオンザドア」を子会社化
2025年09月02日 11:17 / 経営
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スギホールディングスは9月1日、患者支援プラットフォームを展開するノックオンザドアの株式を取得し子会社化した。
取得額は非公表。子会社化により、ノックオンザドアが持つ専門性や技術基盤を、スギグループの店舗網・調剤機能と融合させる。
具体的には、てんかん領域における患者支援サービスをスギグループの薬局で展開するほか、他の難病・希少疾患領域へ拡張を図っていく。
ノックオンザドアは2018年7月設立。てんかん・認知症・ALS などの難病や希少疾患の領域で、患者や家族の治療などを支援するプラットフォームを開発・運用している。
てんかん発作の状況を記録・共有できるスマートフォンアプリ「nanacara」は、累計ダウンロード数3.7万件を超え、小児難治性てんかん領域で約33%のシェアを持つ。
専門医が患者様の発作記録をもとに診療支援を行えるクラウド型サービス「nanacara for Doctor」は全国約300の医療機関に導入され、450人以上の医師に活用されている。
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