名古屋駅再開発/商業・オフィス・ホテルが登場、第1期工事33年度完成へ

2025年05月26日 15:30 / 店舗

名古屋鉄道、名鉄都市開発、日本生命保険相互会社、近畿日本鉄道会社、近鉄不動産は5月26日、共同で検討を進めている「名古屋駅地区再開発計画」について、事業化を決定したと発表した。

<名古屋駅地区再開発計画>
名古屋駅地区再開発計画

2026年度解体開始、2027年度新築工事スタート。2033年度に1期本工事が、2040年代前半に2期本工事が完成する予定。

行政が、主体となって進めるリニア関連プロジェクトとの整合性ある開発を行う。

社会的要請にも対応した空港アクセス利便向上に資する名鉄名古屋駅の拡張(4線化)を含めた地域交通拠点の形成、名駅南地区やささしまライブ、栄をはじめとする都心部ににぎわいを広げたい考え。

計画建物は、コトトキ体験型のエンターテインメント性に富んだ集客施設、全国最大級の1フロア貸室面積で、多様な働き方やテナントニーズに対応したハイグレードSクラスオフィス、都市魅力の向上に資する新たなラグジュアリーホテルなどで構成される。

<商業・オフィス・ホテルで構成>
商業・オフィス・ホテルで構成

また、屋上広場や屋外テラス、建物内各所に快適なシーティングスペースを配置。多彩な滞留空間を創出する。

さらに、空飛ぶクルマなどの次世代モビリティにも対応したスーパーモビリティハブ機能も計画している。

名古屋市などが進める高速路線バスの一元的集約に対応するバスターミナルの再整備も行う。

<建物構成>

地区 用途 延床面積(貸室面積) 事業者
南街区 ホテル 約2万7000m2 名古屋鉄道
オフィス 約5万1000m2(基準階3300m2) 名古屋鉄道
バスターミナル 約1万5000m2 名古屋鉄道
北街区 オフィス 約14万9000m2(基準階6000m2) 名古屋鉄道
名鉄都市開発
日本生命
近畿日本鉄道
近鉄不動産
商業 約9万5000m2 名古屋鉄道
鉄道駅 約2万5000m2 名古屋鉄道
近畿日本鉄道

■再開発概要
共同事業者:名古屋鉄道、名鉄都市開発、日本生命保険相互会社、
近畿日本鉄道、近鉄不動産
対象地:名古屋市中村区名駅1-2
敷地面積:約3万2700m2
延床面積:約52万m2
用途:商業、オフィス、ホテル、鉄道駅、バスターミナル
階数:地上31階 地下2階
最高高さ:約172m
設計:日建設計
開発スケジュール
2026年度 解体着工
2027年度 新築着工
2033年度 1期本工事完成
2040年代前半 2期本工事完成

名鉄/名古屋駅を再開発、商業施設・オフィスなど5400億円投資

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