名古屋市中区/マレーシア発の中国茶ドリンクチェーン「BEUTEA」日本1号店オープン
2025年12月23日 15:24 / 店舗
Miradear(ミラディアー)は12月20日、名古屋市中区に、マレーシア発の中国茶ドリンクチェーン「BEUTEA(ビューティー/茶仙子)」の日本1号店をオープンした。
BEUTEAは、淹れたての中国茶を現代風にアレンジして提供するティーブランド。中国茶芸の抽出法をベースに、ウーロン茶やジャスミン茶などの高品質茶葉を使用している。フルーツや野菜、チーズなどと組み合わせた、見た目も華やかで新しい味わいのドリンクが特徴。ストローの位置を変えてそのまま飲んだり、果肉を食べたり、全部混ぜたりして楽しめるという。
東南アジアを中心に拡大中で、マレーシア国内では約70店舗(ハラール認証を取得)、シンガポールでは10店舗、オーストラリアでは1店舗を展開している。日本での出店は今回が初めて。今後はタイ、インド、モーリシャスなどでの出店も計画している。
2018~2019年のタピオカブームで、ティーカフェ・ドリンク市場は約3000億円規模まで拡大。日本の「お茶市場」全体を見ると規模はさらに大きく、無糖茶飲料(RTD)だけで約9000億円に上り、国内でお茶をベースとしたドリンクには大きな可能性があるという。
こうした市場環境の中で、BEUTEAは「本格茶葉の香りと、罪悪感の少ないスイーツ感」という新しい価値を提案。本格中国茶にフレッシュフルーツや野菜、チーズフォームを合わせた「次世代ティードリンク」として日本市場に参入する。
マレーシアで一番人気の「ジャスミングレープティー」(Sサイズ一般価格※税込528円)は、華やかなジャスミンの香りとミルクのコクを合わせた、ブランドを代表する一杯。1年間で100万杯以上を販売し、アジアで影響力のあるという「ASEAN records」に認定された。
※公式LINE登録により会員価格で購入可能
このほか、ゴーヤやコリアンダーなどを使った珍しいドリンクメニューやデニッシュ等の軽食、スイーツなども取り扱う。
日本1号店は、名古屋パルコのすぐそばに出店。周辺には専門学校が数多く立ち並び、感度の高い10~20代の若者が集う「Z世代の聖地」となる。オープン当日は、小雨の中でも開店前から店の外まで行列ができ、最大1時間待ちの列が閉店近くまで続いた。
同社が来店動機を250名に簡易ヒアリングしたところ、8割超が「SNSなどで事前に知っていた」と回答(グループ来店は少なくとも1人が事前認知)。SNS上では、フルーツ×中国茶のビジュアルや「香り」、「甘さ控えめ」といったキーワードで共有されており、来店の起点が事前認知(予習)型であることが明確化したという。
■BEUTEA 矢場町店(ビューティー ヤバチョウテン)
所在地:愛知県名古屋市中区栄3-32-7 ペリカンファーストビル1階(名古屋パルコそば)
営業時間:8時~22時(12月31日、1月1日休)
席数:32席(テイクアウト可)
運営会社:Miradear(ミラディアー)
公式サイト:https://beutea.jp
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。



