コナズ珈琲/駅近立地の新ブランド「ノーズコーヒー」1号店3/18オープン
2026年03月17日 12:15 / 店舗
KONA’Sは3月18日、新ブランド1号店「KNOWS COFFEE(ノーズコーヒー) イオンモール津田沼South店」(千葉県習志野市)をグランドオープンする。
同日開業する「イオンモール津田沼South」の2階に出店。駅直結という利便性の高い立地で、幅広い客層のさまざまなシーンに寄り添う。ロードサイド店舗を中心に展開してきたコナズ珈琲の知見を活かしたもの。今回は「いちばん近いサンセット」をコンセプトに、まるでハワイのサンセットタイムのような、日々の忙しさから解放され、思い思いの時間が過ごせる空間を提供するという。
メニューは、香り豊かなハワイコナ100%コーヒーに加え、目の前で1枚ずつ丁寧に焼き上げる「パンケーキバー」でライブ感と出来たてのパンケーキを堪能できる。注文ごとに仕上げるフレッシュなフルーツソースも特徴的だ。
16日に店舗内覧会を開催。新ブランドについて阿部和剛社長は「20坪~40坪(66m2~132m2)程度のコンパクトな店舗モデルとして展開する。さまざまな立地条件に合った店舗モデルを作ることで、より多くの方にブランドの価値を届けたい」と説明した。
既存のコナズ珈琲は、ロードサイドの郊外にある90坪~130坪(297m2~429m2)の大型店舗がほとんど。出店までに2年くらいの準備期間を要する。
「(コナズ珈琲は)年間8~10店舗位の出店を考えている。だが、会社としての成長もしっかりと進め、ブランドをもっとお客様に知って頂くためには、やはりもう少し出店ペースを加速していく必要がある」(阿部社長)。
そこで郊外にあるコナズ珈琲に行けない人にも非日常型の体験を提供できるよう、人々の生活導線上にある新ブランド「KNOWS COFFEE」を開発した。同ブランドの展開を加速させて、駅近・駅ナカをベースに展開していく方針だという。
店内は、ブラウンのウッド材を基調に、緑や茶色、オレンジ、白など、ハワイのサンセットや自然の風景を思わせる温かみのある配色の家具をアクセントとして配置。木のぬくもりがもたらす落ち着きと、夕暮れのようなやさしい色合いが重なり合い、自然と肩の力が抜ける心地よい空間を演出している。
広々としたソファー席や、1席ずつゆったり座れるよう配置や椅子にこだわったテーブル席などを設け、顧客が落ち着いて過ごせるよう配慮。カウンター席は、座って利用できるスペースと立ち寄りやすいスタンディングスペースの両方を用意した。
昨今のカフェ業界のトレンドに対して、「逆」ともいえる路線をKONA’Sは進んでいく。阿部社長はこう語る。
「カフェがいつの間にか効率化重視の場所へ変化していると感じる。コロナ禍以降のノマドワーカーの増加により、カフェは作業のための場所となり、席の奪い合いや混雑により落ち着く場所ではなくなっているのが現状。機械化・省人化も便利な一方で、スタッフとお客様が向き合う時間、人同士の温かみのようなものが消えつつあると個人的に感じている。
そのため、逆張りではないが、ゆったりとしたスペース、人との温かみを展開していくことで、KNOWS COFFEEの居場所を作っていこうと思う」。
コナズ珈琲では、一定数の人たちが長い時間を滞在しているが、それでも個人の用事や都合に合わせて会計を済ませる人も多い。平日の日中に利用している多くの主婦層は、子どもの帰宅に合わせて退店するため、そのタイミングで顧客が循環している。
今回のKNOWS COFFEEでの回転数はどのように考えるのか。阿部社長はこう語った。
「今回に関してはカフェ業態なので、軽食をご用意させて頂いている。料理もそこまでガッツリっていうほどの量ではないので、そこで2時間、3時間ほど居る方はいらっしゃらないという風には思っている。1時間位をめどに回転していくのではないか。最近のカフェだと時間制限を設けるところもあるとは思うが、(当店では)見ての通り椅子のサイズも若干大きくしている。
それなりの居心地をキープしながら、お客様のタイミングで帰って頂くという方針だ。やはりお客様が求めてくれるからこそ私たちが出店をできる。そこが一番の原点。回転数に関しては、もちろん考えていかなきゃいけない部分もありながら、そこばかりを見ていくとブランド価値が損なわれてしまう。私たちは滞在時の居心地の良さを一番大事にしていきたい」。
パンケーキ(例:ティラミス税込780円)のほかにも、こだわりのフードメニューを豊富に用意。店内仕込みのドレッシングを合わせた彩り豊かなサラダ(チキン&雑穀650円)や、店内でカットした新鮮な野菜を包んだハウスサンド(スパイシーフリフリチキングリルサンド890円)など、手づくりにこだわったメニューをラインアップした。
また、5月下旬~6月上旬には、2号店「イオンレイクタウン越谷店」もオープンする予定。様子を見ながら新業態の拡大を進めていく。
今後の店舗展開については、「しばらくは様子見。しっかりと土台を作らなきゃいけない。焦らず進めていきたいが、そんなにゆっくりもしていられないので、1年ぐらいは様子を見ながら、そこから一気に加速させる」(阿部社長)という。
■KNOWS COFFEE イオンモール津田沼 South
所在地:千葉県習志野市津田沼1-10-30 イオンモール津田沼South 2階
アクセス:京成松戸線新津田沼駅直結 JR総武線 津田沼駅 徒歩7分
営業時間:7時~22時(L.O 21時30分)※オープン当日は営業時間が異なる
定休日:なし※イオンモール津田沼Southに準じる
席数:55席
駐車場:あり
公式Instagram:https://www.instagram.com/knowscoffee/
取材・執筆 古川勝平
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。



