バーバリー・グループは1月14日、10月から12月末の業績を発表した。
リテール売上高(調整後)は、前年同期比1%増の6億300万ポンドとなった。
既存店売上高は、前年同期比横ばいとなり、第2四半期のマイナス4%からは改善したものの、予測を下回る結果となった。
2016年3月期の調整後税引き前利益は、 能力給の更なる削減、回避可能原価(ディスクレショナリー・コスト)の追加削減、為替差益により、市場予想におおむね一致するものと予測している。
2017年に向けて、ラグジュアリー商品の需要の見通しは不透明であり、コスト面の圧力は引き続きラグジュアリー・セクター全体にかかる。
生産性と効率性の向上に向けた取り組みを加速しており、特に業務改善に向けた見直しを行っている。
また、将来的な本業でのオーガニック成長の機会を最大限に活かす方法、これに伴う投資計画、資本構造の最適化にも取り組んでいる。
地域別では、アジア太平洋地域は、既存店売上高が前年同期比1桁台半ばの減少となったが、香港とマカオを除くと、既存店売上高は同1桁半ばの成長を達成している。
中国と韓国の両市場で成長路線に回帰した。
日本においては、リテール・オペレーションの構築を行うなかで、既存店売上高では前年同期比約50%で成長し、引き続き好調な業績を達成した。
第3四半期中には百貨店内ショップ・イン・ショップ1店舗をオープンし、路面店は合計6店舗、百貨店内ショップ・イン・ショップは合計20店舗、チルドレンズの百貨店内ショップ・イン・ショップは合計10店舗となった。
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